10年ぶりにお盆に休みをとって感じたこと


今年の夏は約10年ぶりにお盆休みをとってみました。

接客業という業界に足を踏み入れてから、ずっとお盆は休まず働いていたので、久しぶりのお盆休みにドキドキしていました。

なぜ今回休んでみようと思ったかというと、長年お盆の過ごし方にモヤモヤしていたのと、コロナ禍で世の中の働き方に変化がでてきて、実験しやすい環境になったからです。

接客業のお店で働いていると、お盆に休むことが難しいため、お墓参りや家族団欒のお食事会など、伝統的家族行事に参加できない状態でした。

これはあまりいいことではないな、と思いながらも「接客業だから仕方ない」と諦め、毎年お店の営業日テンプレートに従って働いていたのです。

大切にしたい時間>仕事をする時間

コロナ禍で働き方についてよく考えるようになり、自分の中で少しずつ固定概念が崩れ、働き方の正解は自分の中にしかないと強く思うようになりました。

どんな状態がしっくりくるのか?どんな時に幸福感を感じるのか?

その問いに対する答えを探した結果、大切にしたい時間を確保した上で、仕事をして生み出されたお金で生活する。

こんな感じで生きてみたいと思うようになりました。

以前は、家族との時間を優先したいと思いつつも、どうしても仕事をする時間が長くなってしまっていたので、これは本当に大きな変化です。

休んでみて感じたこと

お盆にお店を休んだことで久しぶりに親戚のみんなに会うことが出来たのですが、そこで感じたのは『仕事をすること=偉いこと』という価値観があるのか、僕がお店を休んでいることに対して、みんな(特に年配の方)がコメントしにくそうだったことです。

また、家族行事ではゲスト扱いをうけることが多かったせいか、サービススキルが劣ってました。買い出しや肉焼き係は、普段よりも多めの量を扱うのでやはり大変です。

ただ、久しぶりに実家で過ごす暇な時間や親戚との夕食は最高でした。

通常、お盆にお店を営業すると普段よりも1日の売上単価は多く見込めるのですが、テンプレート通りの営業をしないという選択があってもいいなと思えたのでよかったです。

これからもいろんな実験をしてみて、自分にとってちょうどいい働き方を模索してみようと思います。

さいごに

お盆が明けて、お盆が明けるのを待っていたかのようにたくさんのお客さまに来ていただきました。

お盆はしっかりとお休みをいただいたので、久しぶりにお客さまとお店で出来たのが嬉しかったです。

もうすぐ8月が終わろうとしていますが、9月は人気商品のパッケージやウェブショップのリニューアルを行う予定です。

どうぞお楽しみに!