福知山の洋菓子店 役割ってなんだろう
明智茶屋の植村です。
暑くなってきましたね。
ケーキ屋さんの役割が集中する期間が、もうすぐ終わるなぁ。
気温と一緒に、そんなことを考えています。
「役割」って言葉、ありますよね。
あれ、いい言葉だなと思っています。
福知山近郊に住んでいる人にとって、この店の役割ってなんだろう。
明智光秀が好きな人にとって、この店の役割ってなんだろう。
そんなふうに考えていくと、
そんなに目立たなくても、無茶をしなくても、
やるべきことが自然と見えてくる気がします。
この夏は、そんな「役割」を意識して行動していきたいと思います。
植村は仕事では、こういう前向きな言葉で物事を解釈するのが好きなのですが、
その反動なのか、プライベートではめちゃくちゃなことをするのも好きで。
先日は、友人の和尚と一緒に裸足で山登りをしてきました。
烏ヶ岳の中腹から鬼ヶ城の山頂を目指すルートで、
途中まで車で行けて、靴なら15分ほどで山頂に着きます。
ただ今回は、前にも書いた通り裸足。
亀のようなスピードで登りました。
まず車の中で靴下を脱ぎ、そのままアスファルトに着地するのですが、
痛さと冷たさで、歩くことすら困難な状況。
和尚は修行のおかげか、足からくる冷えへの耐性があるようで、
ダメージを負っているのは植村だけ。
まだ裸足登山の良さも分からず、
正直やめたくなったのですが、
和尚はノーダメージなので「帰りたい」とも言えず進みました。
ところが、アスファルトを抜けて登山口に入ると、
冷えがなくなり、驚くほどスムーズに歩けるのです。
土の上は、枯れ葉や苔がクッションになっていて、とても歩きやすい。
ただし、石ころや栗といったトラップが行く手を阻みます。
乾いた丸太が出てくると、
その上に乗って足を休ませながら、作戦会議やルート確認。
文章にすると完全に苦行なのですが、
これが不思議と、とても楽しかった。
もし興味のある方がおられたら、
声をかけてくださいませ。
大事なものを一度手放す、
そんな感覚も含めて、なかなか新しい体験でした。
さて、明智茶屋では値上げを行いました。
正直、いいニュースではありません。
ただ、役割を全うする上で一番大事なのは「継続」だと思っています。
続けていれば、
きっと誰かの役に立てる瞬間はやってくる。
その継続を可能にするための値上げです。
ご理解いただけるとありがたいです。
それでは、よい週末を!