福知山の洋菓子店 甥っ子がアルバイトに来た
明智茶屋の植村です。
連休はいかがでしたでしょうか。
植村のまわりでは、ひとつ大きな出来ごとがありました。
それは、大阪に住んでいる甥っ子が
アルバイトに来てくれたことです。
その日は、営業後に大福の仕込みを予定していたうえ、
連休中は予想以上にプリンがよく売れたため、
夕暮れからプリンと大福作りの補助をしてもらいました。
初めて会ったときは、彼は5歳くらいだったはず。
植村も、まだお店をしていなかった頃です。
恥ずかしがり屋なのか、
お母さんの後ろにずっと隠れていた印象だったのですが、
今ではすっかり大きくなり、
植村の身長を優に超え、なかなかかっこいいビジュアルに。
しかも、高学歴路線を順調に走っているので、
このままでは植村おじさんの威厳がなくなると思い、
作業をしっかり手伝ってもらいました。
結果から言うと、
作業を進めるときの声のかけ方や、
手が空いたときの立ち回りがとても良く、
逆にこちらが“かまされる”形に。
自分が高校生だった頃と、
目の前の甥っ子を比べると、
あまりにも差がありすぎるのです。
それは少し悲しくもあり、
同時に、素直に「すごいな」と思える喜びでもありました。
そして、ひとつの想いが頭をよぎりました。
「もっと昔から、わかっていた。
でも、その現実から目を背けていたんだな」
甥っ子とは、よくニンテンドースイッチの
『スプラトゥーン』でインターネット対戦をしていました。
ですが、2が出たあたりから、
植村はまったく勝てなくなっていったのです。
彼の使うゲーム用語についていけなくなり、
動体視力や瞬間的な判断力の衰えも感じて、
いつの間にか対戦から遠ざかっていました。
きっと甥っ子は、そのあともプレイを続けていたのでしょう。
そして、スプラトゥーンで積み上げてきた
「チームで目標を達成する力」が、
現実世界での菓子製造補助の立ち回りにも
活かされていたのだと思います。
話は少し脱線しましたが、
植村のゴールデンウィークは、
たくさんのお客さんとお話しできて、とても良い時間でした。
たくさんのご来店、ありがとうございました。
さて、明智茶屋では
本日からメロン大福、
そして明後日の母の日には、
国産マンゴーを使ったマンゴー大福を
数量限定で販売しています。
カジュアルな価格の焼き菓子もございますので、
プレゼントに悩んでいる方は、ぜひご来店ください。
それでは、よい週末を!