福知山の洋菓子店 諸行無常
明智茶屋の植村です。
わらび餅の販売を再開しました。
今年は、あまりにも夏が早くやってきましたね。
この感じだと、来年もきっと同じように、
いや、それ以上に過酷な夏が迫ってくる気がしています。
そう考えると、
「夏」に対して、そろそろちゃんと対策を考えておいたほうがいいな、
と思うようになりました。
最近、長野で暮らしている人たちが配信している
**「アースボートradio」**というPodcastをよく聴いています。
その中で印象的なのが、
彼らが夏の到来をとても楽しみにしていること。
正直、すごく羨ましいです。
何か会話の中から吸収できることはないか、
いま、研究しているところです。
自分の店をつくる前までは、
売れていようが、売れていなかろうが、
季節のことをそこまで気にしていませんでした。
でも、自分で店を始めてからは、
暑いし、商品は売れにくいし、
夏はあまり好きじゃない季節になっていました。
ただ、ふと思い出したのです。
植村は、田舎育ちの野生児。
実は、夏の環境そのものは好きなんですよね。
それを、知らないうちに忘れていただけ。
なので今年は、
「夏が楽しい」という感覚を、
もう一度取り戻しにいこうと思っています。
まず一つ目に計画しているのは、
「強制的に川と関わる」こと。
今年の海の日、
**7月21日(月・祝)**は店舗営業をお休みして、
ドラム缶転がしのタイムレースに参加する予定です。
こういったネイチャー系のイベントには、
あまり参加したことがないのですが、
きっと面白いだろうなと思って、今から楽しみです。
二つ目は、衣替え。
さきほどのPodcastでも少し触れられていましたが、
夏といえば、やっぱり田舎なんですよね。
田舎の夏は、
泥臭くて、哀愁があって、エネルギッシュ。
緑に埋め尽くされて、
見上げれば、青と白。
水をやらなければ、
ほとんどの生き物が生きていけないから、
人が外に出て、水をまく。
それを総じて、
「人が動いている夏」。
せっかく田舎に住んでいるので、
この夏は、お店を使って
そんな「田舎っぽい夏」を表現してみたいと思っています。
今はとてもきれいなので、
少しずつ汚していきます。
いい意味で、です(笑)
衣装は作務衣がいいかな、とか、
自然の緑の中に赤いベンチがあったら
水菓子が食べたくなるよな、とか、
いろいろ妄想しています。
さて、明智茶屋では
わらび餅が、容器も味も新しくなって復活しました。
イメージとしては、
2021年頃に販売していた味に近い形です。
諸行無常。
常に変わっています。
付属の黒みつについては、
また改めてご説明しますね。
それでは、よい週末を!